メールの主なヘッダ情報 簡単解説●…ユーザ(メール送信者)によって、設定変更できるヘッダです。
Q.受信メールのヘッダって、どうやったら見えるの?A.AL-Mailの場合は、メールVIEWのウィンドウで「虫眼鏡」の絵のついたボタンを押す(=クリックする)と、すべてのメールヘッダが表示されます。同じボタンを、もう一度押すと元に戻ります(ヘッダ非表示)。 【下図参照】 ※その他のメーラーに関しては、それぞれのヘルプファイルや説明書を参照してください。 From: ●差出人のメールアドレス。メーラによっては、必要に応じて書き換えることもできます(AL-Mailでも可能)。添付ファイルを開くときには、知っている(信頼できる)差出人からのものかどうか確認するようにしましょう。ウイルスの種類によっては、この欄を偽装しているものもあるので要注意! Reply-To: ●○このメールの返信先として指定されているアドレス。 通常、メーラーの「返信」機能を使うと「From:」(差出人のメールアドレス)とされているアドレス宛に返信しますが、送信元とは別のアドレスに返信して欲しい時には「Reply-To:」を別途指定します。特に指定のない場合は、From:=返信先となります。即ち、From: やReply-To: の設定が間違っていると、相手からの返信が届かないことになります(配信エラー)ので、新しいアカウントを設定した直後等は特に、自分の正しいアドレスが設定されているかどうか、よくよく確認しましょう。 To: ●宛先のメールアドレス 。To: 欄に自分のアドレスが載っていない場合は、Cc: や Bcc: を使って送られた(※この場合、送信者が友人・知人等ハッキリしていれば問題ナシ)か、あるいはSPAM業者等がツールを使って送りつけている可能性大…ということになります。 自分宛に届いたメールはちゃんと自分のアドレス宛になってますか? Cc: ●カーボンコピー。メールのコピーを送信したメールアドレス Cc: に指定されたアドレスは、宛先該当者全員に公開されます。 お互いに親しい人間同士であれば特に問題はないかも知れませんが、 可能な限り第三者にはメールアドレスを知られたくない人も少なくありません。 プライバシー保護にはくれぐれも留意して、 Bcc: とうまく使い分けましょう。 Bcc: ●ブラインドカーボンコピー。 機能的には上の Cc: とほぼ同じなのですが、 Bcc: に指定されたアドレスは受信者側には公開されません。 お互いによく知っている者どうしで、誰にコピーを送ったかを明らかにしておきたい場合は、Cc:を使いましょう。 Subject: ●メールの題名・件名。 メールのやりとりが多い人の中には Subject: 欄が空っぽだったりすると、 それだけでウイルスやイタズラとみなして 開封前にゴミ箱行き…という人も少なくありません。 通常は20〜30文字以内で簡潔に、 一見して内容がわかりやすい件名を記入するのがベター。 Message-Id: ○メールを(主にメーラが)区別するための文字列。 日付や発信元のコンピュータ名等を元に一意のIDが付けられます。 Date: ○送信日時。
最後に +0900 と付いているのは、日本時間がGMT(グリニッジ標準時間)に比べて
9時間進んでいることを表します。
PCの日付&時計をちゃんと合わせておかないと、
未来からのメールを送ったり、受け取ったりすることもあります。 X-Mailer: ○送信者が使用しているメールソフト。 AL-Mailだと、こんな感じになります→X-Mailer: AL-Mail32 Version 1.13 いわゆる迷惑メール等は、この欄を偽っているものも多いです。 Return-Path: ○送信エラーが発生した時などに、そのエラーを報告する宛先となるメールアドレス。 通常は From: と同じ。メールアドレス提供元のシステムによっては、From: を書き換えても、強制的に発信元アドレスが挿入されることもあるようです。From: を複数指定(=相手によって使い分け)できるようにしておきたい人は、イロイロと設定を変えながら自分宛にテストメールを送るなどして、充分にチェックしておきましょう。 Received: ○このメールが経由してきたサーバの情報。 複数のサーバを経由してきたメールには、いくつもの「Received:」がついています。 というわけで、これがやたらと沢山ついてるメールはちょっとアヤシイ感じ(送信元情報を誤魔化そうとしている可能性も…)。 大抵はいちばん上の方にあるのが、最後に経由したサーバの情報です。 In-Reply-To: ○このメールが、どのメールに対する返信かを示すものです。 返信元の Message-Id: に対応しています。 |