98年夏、祥が英国滞在中に現地からリアルタイムで書き込んでいた日記のログです。
あぁ、あと一週間か…
今日はレンタル屋さんに頼んでいたサムソナイト(借り物)が届きました。
まだ中身全然詰めてないんすけどね(^_^;)えへへ
昨日の昼過ぎ(勿論現地時間)に
現在の滞在先に辿り着いたです;
The University of Nottingham という大学の
だだっ広いキャンパスの一角にある
Hugh Stewart Hall という建物の一室に
とりあえず落ち着きました。
とにかくむちゃくちゃ広い!
事前にキャンパス内のMAP等をもらっていたので、
広いんだろうな…とは思ってたんですが
私のいい加減な予測の5倍くらいは広かったです(笑)。
とにかく必然的に歩き回るようになるので、
運動不足の身体には良いかも知れません(^_^;)。
あと、すごく涼しい…というか、
どちらかというと寒く感じることが多いです。
現在は天気も良くてイイ感じなのですが、
この天気がいつ崩れるかがサッパリ判らないのと
気温が相当に低いうえに、風が止むことがないので(^_^;)
これでもそれなりに用心して長袖の上着も羽織っていたのですが
夕べはちょっと凍えそうになって、
早めにベッドに潜り込んでしまいました。
(因みに瀬戸内地方に比べて凡そ10度くらい低い感じです)
というわけで、ここでの食事はまだ朝食/昼食各1回
なのですが…今のところは思っていたよりも
かなりマシ(笑)といった印象です。
やはりゴハンは日本のそれと比べるとかなり劣るようなので
どっちかっていうと朝からパンは食べたくないという方は、
シリアル(コーンフレーク等)を取ると良いようです。
今日の昼は学食風な所で Irish Stew というのを食べたのですが
味は悪くなかったですよ…ちょっと塩辛かったけど。
そうそう、関空からヒースローまで乗った British Airways の
機内食は『すごく美味しかった』です…マジに!
実は用心して(?)カロリーメイトだのカンパンだのも
持参してたんですが、機内では不要でした(大笑)。
本当は8/4〜ということで so-net UK にIDレンタルを
申し込んでおいたのですが、
ID&パスワード通知を含む郵便物がこちらに届くのが
1日遅れまして、8/5の午前中に漸く接続できました。
いやぁ、しかしここまでが本当にタイヘンだったんすよ(^_^;)
電話線のモジュラージャックの形状が違うことに
出かける数日前になって気付いて(笑)、
関空内の電器店でアダプタは何とか入手してきたのですが
ここの電話がまた妙なシステムで…
外線に掛けるには
ショップで Student Call Card なるものを買う ↓ 既に定められた固有の番号をダイアルした後、 メッセージに従って「*」を2回プッシュ ↓ 自分の Call Card の裏面をスクラッチして出てきた 11桁の番号をプッシュ ↓ メッセージに従って相手先のダイアルをプッシュ
――という、非常に煩雑な操作が必要でして(^_^;)
WIN95のダイヤルアップネットワークによる
オートダイヤルをこれにうまく対応させるのが一苦労でした。
ま、結局うまくいったからOKさ!(笑)
因みに今日のお昼は学内の食堂の1つで
Pepper and Chicken Curry とかいうのを食べました。
サフランライスは思いっきしタイ米でしたが、
カレーは辛くて美味しかったです。
今日も良い天気です(o^-^o)。
昼過ぎに十数分くらいで歩いて行くことができる
近くの Beeston という街に行って、富城とかいう
チャイニーズ・レストランでランチを食べました。
店の中にいろんな漢字があって少しホッとしました(笑)。
やはり全体的に濃いめの味付けでしたが、
牛肉と野菜炒め/オイスターソースは美味でしたよ!
…何か食べ物の話ばっかしてますね(^_^;)
とりあえずNETできる環境は整ったのですが
先に述べたような独特な方式の電話回線なもので
カードの残り度数を気にしながらの
ダイヤルアップ接続なので
自宅からと同様にはサーフィング等できないんですよ。
メールはダウンロードしてから接続を切って
一気にRESを書いてまた送信しているのですが
掲示板等はちょっとROM気味ですみません(笑)。
そうそう、今日はちょっとヒマだったので
目の前の駐車場に停まっているクルマの色別統計を
取ってみました。
結果は近々M★Jの「らなばうつ」辺りで
発表したいと思います(笑)。
夕食後、良い庭(GARDEN)があるらしいという
ヒトの噂を頼りに、二十人くらいで連れだって
お散歩に行きました。
公園の入り口には鉄のゲートがあって
鹿が逃げないようにちゃんと閉めろ
というような掲示があって笑えました(笑)。
中には家族連れや老夫婦等いろんな人達が
芝生の上やベンチに座ってくつろいでました。
地元の鷹匠(?)のような二人連れにも出会いました。
若くてカッコイイおにーさん達でした。
なだらかな丘の上には見事なガーデンがあって、
(植え込みとかがすごく凝ってて花も綺麗!)
更にその向こうにはかなり旧い
城のような立派な建物がありました。
でも『城にしては小さいので領主の館か何かだろう』
という同行の先生(←日本の大学の)方のご意見でした。
結構歩いたので凡そ2時間くらい掛けての散歩でしたが
素晴らしい景色と雰囲気が味わえたので良かったです(^_^)。
今日はちょっとタイヘンだったんすよ。
昼前に学生さんの一人がどうしようもなく胃が痛いと言うので
結局、付き添いで異国の救急車に乗るという
非常に貴重な経験をさせていただきました。
救急隊員のおにーさん達はビビッドな緑の服を着た
たいへん優しい人達でした(^_^)。
でも、それがたまたま
K先生(=同行の英語の先生)の留守中で
とりあえず学内の Health Centre に
スタッフの自動車で連れて行ってもらって
彼女の代わりに私が片言以下の英語(大笑)で
病状説明等の努力もしたんですけど…
ほんとーにぐちゃぐちゃな英語だったと思います。
一生懸命理解しようとしてくれたドクター達には大感謝!(T_T)
しかし、相手の言ってることが判らないというのは
実にツライ!というのを痛感した日でした。
ぷしゅー
今日は Eddie Brown のバスに乗って
York という街に行ってきました。
朝は途中の道が工事中でかなり混んでいて
行きに3時間・帰りに2時間を要しましたが(^_^;)
周囲の長閑な風景もナカナカのものでしたし、
何と言っても York Minster が素晴らしかったです。
最初は「中に入ってみる?」「どっちでもいーよ」的な
いい加減な状態でとりあえず入ってみたのですが、
かなり素晴らしかったです!!
ステンドグラスも半端じゃなく凄かったし、
漂ってくる柔らかなオルガンの音も何とも言えませんでした。
いやぁ、あそこまで行って
Minster に寄らずに帰ったりしたら
大損するところでしたよ(大笑)。
そうそう、市街中心部で初めて
有料公衆トイレにも行ってみました。
そこのは別に料金所がある訳ではなくて
何と個室のドアの鍵の部分に
10ペンス硬貨を一枚入れると
きちんと鍵がかけられて
安心して用が足せる(^_^;)というものでした。
因みに100ペンスが1£…
これが現在凡そ250円程度ということらしいです。
1£でコカコーラ(330ml)がちょうど2本買えるので
そういう意味では適当な為替相場ですね(笑)。
今日はちょっと寝坊して(^_^)、
お昼頃からK先生の運転するクルマで
ドライブに連れていってもらいました。
クルマは勿論レンタカー;
新車同様のモンデオ(メタリックビリジアン!)
M/Tだけどエアコン付です。
この辺りのクルマでエアコン付というのは
貴重なようです…っていうか、
全体的にこの辺り「冷房」という概念はなさそう(笑)。
(それでサンルーフ車が妙に多いのさね〜;納得納得)
陶磁器の里として有名な(らしい?) Stoke-on-Trent という街にある
Wedgewood Group Factory Shop を目指して行ったのですが
当然、同乗者3名とも初めての所なので迷いに迷って(大笑)。
まぁ、結局ちゃんと辿り着けたので良かったです!(^_^)
途中の田舎の風景も最高でしたし…
何と言ってもとにかく広いんですよ。
土地が余っているというか(笑)
なだらかなアップダウンがずーっと続いてて、
山というものがないのもこの辺りの特徴だと思います。
途中で馬・牛・羊etc.が放牧されていて
さらに長閑な雰囲気を醸し出していました。
で、その Factory Shop という所は単なるお店ではなくて
ちょっとしたナンモノを格安で入手できるという所なのです。
正直言ってこれまでウェッジウッドなんて高いだけでしょ?的な
思いを抱いていたのですが、実際にこの Factory Shop に行って
実物を手にとってじっくりと眺めていると
この深みのあるブルーはなかなか…とか言いつつ
結構ハマってしまいました。
元々「やきもの」とか見るの好きなもんで(笑)。
結局ちょっと良いカップ&ソーサー(自分用!)も買っちゃって、
ホクホクな午後でした!!(o^-^o)
実は大学のキャンパス内にも
BAR とか PUB とかいうものが
複数(!)あるんですが…
我々が生活している Hugh Stewart Hall の
BAR はいつも込み合っていて座れそうにないので
いーないーな(笑)と思いながら
ちょっと敬遠してたんです。←小心者(^_^;)
因みに、日本からの留学生達の殆どが滞在しているのは
Lincoln Hall といって少々離れた建物なので
Hugh Stewart のほうには日本人は殆どいません。
でもやっと昨日の晩、といっても8時頃かな?
ちょっと覗いてみたら意外に空いてたので
早速父上と二人で行ってみました。
GBに対する礼儀として(?)最初は GUINESS(笑)
その後カールスバーグ(LAGER)を飲みました。
父上はやはり LAGER が冷えていて旨いと言っていましたが
元々黒っぽいのが好きな私は再度 GUINESS を飲みました。
旨いんだ、これがっ!(o^-^o)
ところで、ある筋の情報によると
英国人はPUB 等で飲むときには「つまみ不要」で
ひたすら飲む!というコトでしたが…
どうやら本当です(大笑)。
でも、カウンタの中のにーちゃんに something snack? というと
OK〜と言ってポテトチップスの小袋を出してくれました。
ちっちゃいけど、まぁただの「つまみ」だからこんなもんかな;
とか思ってその袋を眺めていると Special Bigger Pack とか
The Hunger Beater! とかいう文字が自慢げに…
英国人がカ●ビーのお徳用ポテチの大袋なぞ見たら
きっとたまげることでしょう(爆笑)。
そんな感じで、よくよく考えるとワタクシ一晩で
4パイントの BEER を飲み干してしまったんです。
(1パイント=約0.56リットル)
キャンパス内なのでさほど怪しい人間も彷徨いてませんし、
少々酔っぱらっても徒歩数分で自分の部屋に帰られるという
安心感も手伝って…(f^-^)
案外、翌朝はスッキリ起きられたんですが
おかげで何だか手足がダルダル〜な一日でした(大笑)。
些細なことですが(^_^;)
Lincoln Hall のほうにあるのが BAR で
HSH にあるのは PUB のような気がします。
だから『初PUB体験』ですね。
え? BAR と PUB はどう違うのかって??
うーん…そういう雰囲気ですよ、雰囲気!(大笑)
今日のお昼は、先生方2人+こちらの大学の
Social Organizer(=世話役)の一人と一緒に
近くの(と言ってもクルマで10分くらいかな?)
PUB に LUNCH(+ミーティング)に行ってきました。
ひるぱぶ(笑)です。
どうやらこの辺りの人達は少々暑くても
お日様にあたっている方が HAPPY なようで、
ガーデンのテーブルの方が賑わっていました。
我々はやはり店内に入ったのですが、
一瞬「うわ」って言うくらい薄暗くて
なかなか良い雰囲気でした(^_^)。
とりあえず LUNCH 用のオススメMENUが
いくつかあったんですが、
Vegetable & Beef Pie というのを頼んだら
意外と美味しかったです…
ちょっと濃いめ味だったけど;
それはまぁいつものこと(大笑)。
(↑既にかなり適応してきている祥(^_^;))
ところで私は普段、どちらかというと
明るいうちからアルコール飲料なぞ飲んではイケナイ(笑)と
思っている人間なのですが…
(※イタめし時のカンパリやジンは除く(爆))
やはり PUB に来て BEER を飲まないというのは
それはそれでイケナイのではないか?とちょっと悩みつつも
目の前の SHIPSTONES BITTER なるラベルが気になって
結局ハーフパイント(253mlくらい)を飲んでみました。
ぐっどぐっど!って感じでした(大笑)。
…今夜も飲むんだろうなぁ、きっと…
と思っていたのですが、
9時台にHSHの PUB を覗いてみたら
あまりのヒトの多さに圧倒されてしまって(^_^;)
今夜はおとなしく早めに寝ることにしました。
おやすみなさい…
今日はちょっと長くなったので『抜粋』です(笑)
大学から一番近い「街」は前出の Beeston なのですが
今日はやっとこさ Nottingham の City Centre に行って
ちょっとウロウロしてみました。
因みに City Centre というのは文字通り「街の中心」で
その辺りに行けば、いろんな店やら Information やら
何でもアリアリという感じです。
バスで街に辿り着いて暫くしてから、
Nottingham Castle に歩いて向かいました。
ここも実際に行くまでは『どっちでもいいや』的な
気分だったのですが、中の Museum や Gallery が
なかなか充実していて予想以上に楽しかったです。
特に、地元の兵隊さんの制服の歴史(?)みたいな
展示が最近ちょっと制服に弱い祥にはツボでした(大笑)。
モダン・アートやホログラフィー等も面白かったっす!
公園の側に何台か待機している TAXI がいたので
漸く憧れの『オースチンのタクシー』に乗って帰りました。
ドライバーは少々マンセルに似た雰囲気(笑)の
かなりベテランそうな方でした。
比較的新型(←多分(^_^;))の深緑色のオースチンでしたが、
乗り込んでみると車内は予想以上に広々していて
とっても快適でした!(o^-^o)
この文書をオフ書きしている現在
こちらの時間でも午後10時ちょい前(!)なのですが、
丘の麓の謎のアトラクション群はまだ賑わっています。
実は今朝、初めてこのキャンパスの South Entrance 方面に
ぽてぽてと散歩に行ったのですが、
(※比較的大きな出入り口は東西南北の4箇所)
なんと大学の敷地内だというのに
比較的大型のキャンピングカーがものすごい数。
しかも、洗濯物が干されたり犬が繋がれたりしてて、
一体何なんだこりゃ??(@_@)と思っていたんですが
どうやらそれが「移動遊園地」のようなモノの
関係者及びその家族達の住処だったらしいんですよ。
フェンスの所に横断幕みたいなものがあって
どうやらそれが今日から暫く;ということらしいです。
でも明らかに大学の敷地内で堂々とやっているので
大学側も認可してるんでしょうねぇ…
う〜ん、すごく謎だ(大笑)。
午後はロビン・フッド伝説の本拠地(?)
シャーウッドの森に行ってみました;
所要時間はK先生の運転で片道約1時間。
ハッキリ言って森があるだけ(大笑)なのですが…
でも、明らかに日本にはない雰囲気で
緑の匂いの風も心地よく、
ぐるっと歩いてみるには最適といったトコロ。
比較的家族連れや仲の良さそうな老夫婦が目立っていたなかで
あまり似たもの同士とは言えないけれど年齢の近そうな
おじいさんの二人連れもゆっくりと歩いていて
しかもどちらかというと無口で…
何だか良いなぁと思ってしまいました(o^-^o)。
ところで明日からは湖水地方2泊3日の小旅行です。
ピーター・ラビットも良いのですが(^_^;)
Lake cruise & Steam train や
自動車博物館っぽいモノもあるらしいので
個人的にはその辺を楽しみにしています!
8/14〜16は湖水地方(Lake District)への小旅行でした。
イロイロと驚きも感動もあった2泊3日でした(o^-^o)が、
詳しいことはまたあらためてどこかで書きたいと思います。
結局“自動車博物館”の類に行けなかったのが個人的にはちょっと残念でしたが…(笑)
湖水地方の辺りは日本で言うところの軽井沢みたいな感じの場所らしく、
他の欧州諸国や日本を含めて各地からの大勢の観光客で
かなり賑わっていました。
つまり、そこに向かう途中の MotorWay? にも自ずと
各方面からの遠距離ドライブのクルマ達が増えるという訳で…
祥は行きの coach(←貸切を含めた長距離バス)の中で1時間ほど、
今度はちょっと頑張って走行中のクルマの『メーカー&色』を
同時にチェックしてみました(笑)。
いやぁ、しかし coach のドライバーはタフです;感心しました(-_-)。
長いことバスに乗ってると疲れますね〜とか言ってる我々は何なんでしょーか?(笑)
父上が『ブラックプールに連れて行け』と仰るので
まだ最寄りの“駅”にも行ったことのなかった我々親子は
今日、初めて Nottingham Station に行きました。
ブラックプール行きは明日にしよう、ということになったのですが
ほんの1日前でも切符を押さえておけばちょっと安心なので(^_^;)
その予約に…。
あまり英語が得意でない父上はもうお任せ状態(笑)だったので、
頑張って私が一人で“みどりの窓口”的なトコロで往復分の切符を
GETしたですよ!
とりあえず最低限の会話はOKだったようです(^_^;)ふぅ。
それにしても――その“窓口”に暫く並んでたんですけど、
列が進むのがとっても遅いんですよ。
日本だとこれだけ待たされると怒るヒトいるよなぁ(笑)とか
思いつつ待ってたんですけど、自分の番が近づくにつれて納得。
窓口の人達が一人一人にとっても親切なんですよ!(o^-^o)
お年寄りも多い所のようですし、何だか良い雰囲気でした。
これなら少々待たされてもいいや、って感じで――
私なんか、行きと帰りの列車の出発と乗り継ぎの時刻を書いた
メモまで頂いてしまいましたよ…てへ f^_^)。
というわけで、明日はこちらに来て初めて
親子二人だけでちょっと遠出の予定です。
果たして無事に行って帰ってこれるのか?
その辺は明日以降のお楽しみ〜ってことで、はい(笑)。
昨日(18日)は片道3時間半程度の
鉄道の旅を楽しんできました!
Nottingham から Manchester 経由 Blackpool まで。
先述の通り、出発直前にあたふたしないで済むようにと
前日のうちにチケットをGETしておいたのですが…
まずこのチケットが謎なのでぃす。
親切な窓口の方はちゃんとこちらの希望通りの列車を
探してくれて、該当列車の発着時刻等のメモもくださったんですが、
そこでそうして受け取ったチケットをよくよく見ると
列車番号も出発時刻もなければ座席指定もないのです!(大笑)
フツー、reserve って言ったら座席指定で
チケットには Seat No. とか印刷されてるもんじゃないすか?
はて…果たしてこれはほんとうに切符なのか?
あるいは予約票であって乗り込んでか
ら座席指定を受けるのか??
謎なまま、とりあえず時刻通りやってきた列車に乗り込みました。
出発時、第二の謎が駅に改札がないということでした。
何のチェックもなく我々は列車に乗り込み、空いてた席に座りました。
(ちょっと小賢しいことすれば無賃乗車し放題じゃ…)
でも、走り出して暫くすると独特な端末を肩から下げたにーちゃんが
Ticket Please とか言いながらやってきて
我々のチケットにもスタンプを押してくれたので
ちょっと安心しました(笑)。他の乗客の皆さんも、
彼が近づいてくると感心するほど自発的に
切符やパスを差し出していました。
お互いの良心と信頼が非常にしっかりしているのだな、と
感心したですよ(笑)。
Manchester Piccadilly というところで乗り継ぎだったのですが、
何番ホームに何処行きが何時に到着;とかいう情報を表示している
モニタ(CRT)がどうやら1プラットホームに1箇所くらいしか
ないので、ちょっとそれを探すのにうろうろしてしまいました…が、
無事に Blackpool North 行きのヤツに乗り込みました。
そこには一体何があるのか?という方も多いでしょう。
どちらかというとこじんまりとした街です。
ただ、夏には人気のある海辺の街で
この時期にやっているイルミネーションも有名なようです。
昼間だったので光ってはいませんでしたが、
かなりユニークな飾りが町中にありました。
(ちょっと広島の某花祭りを思い出してしまいました(大笑))
そして、Blackpool Tower というのがあるんですが
父上がそこの Ballroom(ダンスフロア)を
是非一度見てみたい!というので…
今回の trip は、それが主な目的だったんです(^_^;)。
ものすごく立派な電子オルガンもあって、
ダンスの世界選手権みたいなのがそこらへんで行われるらしいです。
(映画“Shall we dance?”にもちらっと出てたっぽい)
今は周りに椅子が並べてあってちょっとカフェみたいな感じで、
フロアでは2〜3組の老夫婦が楽しそうに踊ってらっしゃいました。
英国では全般に、かなりのお年の方でも
夫婦や友達連れで街に出て、いろんなことを楽しんでらっしゃいます。
町中で車椅子の人も沢山見かけますし、
建物の出入り口や通路などもきちんと整備されているので
たいへん良いことだなぁと思いました(o^-^o)。
海には3本の pier があって、
central と south のはちょっとした遊園地になってました。
(south はちょっと遠かったので結局行っていません(^_^;))
central pier に観覧車があったので
早速乗ってみた のですが…
正直言ってこれまでに乗った観覧車の中で
いちばん怖かったです。
回転スピードがかなり速いうえに
6回転くらい回してくれるんですよ;
(大抵はゆーっくり1回転じゃないですか(^_^;))
しかも鳥かごのようなゴンドラで吹きっさらし…
隣のかごに乗ってた子供は途中から泣いてました(爆笑)。
何と言っても私は久々に海辺に出られて心が和みました。
Nottingham がかなり内陸にある…ということもありますが、
この辺りは大きな川もなく(細い運河はありますが…)
とにかく陸に切れ目がないという印象だったので。
実際、海を見たのは英国に来て初めてのような気がします(^_^;)。
ちょっと寒いくらいでしたが、潮風が気持ちよくて
砂浜では沢山の人が日光浴を楽しんでいました。
今日のお昼は、こちらの先生達&世話人の皆さんをもてなす;
という趣旨で、十数人で最寄りの中華レストランへいきました。
文氏と書いてあって横文字では Mr.MAN'S という店でした。
日本でいうところの中華とはかなり異なるものでしたが(笑)
食べて喋って…なんと3時間!!
でも、皆さんとっても喜んでくださってたようですし
たまにはこういうのもいいかな;と思いました。
もうちょっと皆さんと会話できればよかったんすけどね…(^_^;)
これから夕食をとって、野外ステージの“真夏の夜の夢”を見にGO!です(笑)
またまたK先生のクルマに乗せてもらって、
コッツウォルズと呼ばれる辺りの田舎町に行ってきました。
かなり昔からの町並みが残っているということで、
まぁ身近な例でいえば倉敷とか津和野とかに
該当する感じでしょうか?(笑)
K先生自身が是非あそこには行きたい!と仰るので
便乗させていただいたのですが、クルマで往復6時間以上…
私、途中で結構うたた寝してしまいました(^_^;)。
しかも後部座席にはヘッドレストがないんだよー。
首が疲れる疲れる(笑)
夕食の時間に間に合うように戻らねば…というのを
気にしながらだったので、実際には現地に辿り着いてから
あまり『街を見て歩く』時間がなかったのですが、
辛うじてその町の中心にある教会と
ローマ時代(4世紀頃)に作られた壁の一部(遺跡)を
観ることができました。
こっちの教会というのは大抵誰でもタダで入ることができて、
中にいくつか募金箱のようなものが置いてあるのですが…
(ヨークミンスターでは We suggest 2£ と明記してあった(笑))
今日はまぁいっか〜と思ってそのまま出ようとした時に
『Donation for Flowers in Church』と記された
控えめな小箱を見つけたので、そっと手持ちのコインを
入れてきました…なんとなく(o^-^o)。
今回はちょっと長いのだ〜(^-^;) できればダウンロードしてお時間のある時に読んでくだせい
今日(8/23)は、Nottingham で迎える最後の日曜日です。
どういう訳か、既に相当に
ここを離れたくなくなっている
私の心情を反映するかのように
生憎の雨模様です;かなり寒いです(+_+)。
私、英国に来てから初めてズボンの下に
メンズスパッツをはいてしまいました(大笑)。
さて、昨日はというと予定通り団体で LiverPool? に行ってきましたよ。
湖水地方の時もお世話になった運転手さんの coach で、
片道2時間ちょいくらいで到着しました。
もっと遠いと思っていたのですが…やはり Motorway は良いなぁ(^-^)。
で、到着したらとりあえず全員で The Beatles Story という
博物館のようなものを観て、あとは自由時間が約4時間ほど
あったのですが…我々親子は結局 Albert Dock と呼ばれる
四角いドック跡周辺から離れることはありませんでした(笑)。
The Beatles Story の住所表記も Albert Dock となっているのですが、
口の字型になっているその煉瓦造りの巨大な建物のちょうど反対側に
Merseyside Maritime Museum というのがあるんですよ。
よーするに海洋博物館です…見ない訳にはいきません。
(因みに90度横には Tate Gallery があります;今回は行けなかったけど)
とりあえずその Maritime Museum の正面入り口に向かうべく、
ぽてぽてと歩いていった訳ですが…
ほぉ、これが入り口か;と気が付くともう父上は
左右にあるバナーを写真に撮りまくってます(^_^;)。
で、中に入った途端。
大抵の美術館なんかもそうなんですけど…
ちょっとしたショップがあるんですよね;
ここでもう父上は“トランペットの欲しい少年”
((c)西原りえぞお氏)どころではなく、
目の前にあるモノ全部持って帰りたい状態に
陥っているのがよーくわかりました(大笑)。
(実際すごく充実してるんだよ、このショップ!)
しかし、いつまでもそこに留まっている訳にもいかないので
とりあえず一通り見てこようよぉと説得して中に入り、
最下階から1段ずつ上っていくことにしました。
とにかく非常に充実した展示の数々に感心しながら
上っていくと、3rd floor(日本で言うところの4階(笑))には
TITANIC と LUSITANIA のコーナーができてまして…
船体模型もすごく立派なのがあってため息モノだったんですが、
なんと生き延びた人が実際につけていたという救命胴衣や
犠牲者の遺品その他モロモロが展示されていて(←勿論実物!)
私はまたもや泣きそうになってしまいましたよ(^_^;)。
しかも、ウロウロしながら展示を眺めているうちに
当時の TITANIC の officer の格好をした風格のある
おじさま(=勿論係員だ;しかもなりきってる(笑))がやってきて、
十数分くらいナレーションしていただけました。ラッキー!(o^-^o)
で…実はとうにお昼を過ぎていたので、4th floor(最上階)にある
カフェ・レストランで海のある風景を眺めながら
カルボナーラとカールスバーグ…嗚呼、シアワセ(笑)。
とりあえずこのテの飲食店でオーダー時に困らない程度の
最低限の会話はできるようになってきたっすよ(大笑)
そして、再度 ground floor のショップへ――
私が購入したのはその Maritime Museum のパンフが1冊と
White Star Line の社旗をデザインしたピンバッジが1個と
オミヤゲ用も含めて、TITANIC の描かれた White Star Line の
ポスターをデザインしたマグネット付プレート(67×93mm)が3枚;
だったのですが…父上のそこでの買い物っぷりに関しては
言及しないことにしておきます(爆笑)。
レジのおねえさんはにこやかでしたが、
ジャパニーズおそるべし!!と思ったことでしょう(^_^;)
その後、ちょっとだけ歩いて LUSITANIA のプロペラの1つが
置いてある所まで行ってみました。
私、これまで船のプロペラというのはキンキラキンで
磨き上げられた状態のものしか見たことがなかったので、
Museum の窓から「ほら、あそこ」と言われても発見できなかったのです。
全体に白っぽく汚れてフジツボのようなものまでこびり付いている
そのプロペラに、沈んだ船の悲哀を感じてしまったことですよ。
んで、もう気が付いたら集合時間までに30分くらいしかなくて(笑)
集合場所の駐車場までゆっくりと歩いていきました。
そうそう、帰りに coach で通った町中の道に
本当に Penny Lane というのがあって
ビートルズファンの人達はその曲を口ずさんで大喜びでした(^_^)。
というところで、今回のまとめ(?); リバプールを訪れる機会のあるヒトは、Albert Dock にある Maritime Museum に是非、行ってみてください! 船がお嫌いでなければ…(笑) 行ける時に行っておいて損はないぞよ!! でも船好きなヒトは買い物のしすぎ等々に注意;まじに(大笑)
こんにちわ、はるです。
はるはどのようにすごしているの?という
ごしつもんがあったので、でてきました。
けっして「あらし」ではねぃので
あんしんしてくだせぃ(笑)。
はるはかりもののとらんくにいれられてきたので、
さいしょはちょっと「かばんくさい」とか
いわれていましたが、まいにちまどべで
ひにあたっていると、だんだんとふかふかになって
とってもいいかんじになってきました。
でもちょっとひにやけて
しろっぽくなちゃったかもしれないなぁ。
なるべくせなかもまんべんなくひにあててるんだけどね。
あんまりおそとにはつれだしてもらえないので
あとはべっどのうえにころがったりねたりしてます。
ここではしょおちゃんのへやと
となりにあるおとさんのへやはつながっているので、
おとさんがひまそうなときにはおとさんのへやに
あそびにいったりもします。
ほとんどまいあさおばさんがやってきて
おへやのおそうじをしてくれるので、
そのあいだはたなのうえにあがって
ただのぬいぐるみのふりをしてるんだけどね。
だいたい、そんなかんじです。
ろんどんにいったらはるのしゃしんも
すこしとってもらおうとおもってます。
じゃっ!
朝はちょっと晴れていたので、
やれやれ、今日はちょっと暖かくなるかな〜
と期待していたのですが、
数時間後にはパラパラと降り出してしまいました。
でも、地元の人達は少々の小雨は気にしないようです。
そのうち『パラパラ』だったのが『サーーー』と
音がするような雨になっても、
殆どの歩行者は傘を差しません(笑)――が、
よく見るとフードのついたものを着ている人が多い!
普段からの知恵なんでしょうねぇ(^_^;)
午後は city centre にある Tales of Robin Hood という
アトラクションにみんなで行きました。
2〜3人ずつが移動式のゴンドラに乗って進んでいく
ちょっとお化け屋敷っぽい感じのモノでしたが、
(別に怖いわけじゃないんだけど雰囲気が…)
半端でなくわざとらしい日本語のナレーションが
何だかとっても笑えました(大笑)。
こういうアトラクションが遊園地の中などでなく、
市街地のビルにあるというのも凄いと思いますが…(^_^;)
夜はちょっと久しぶりに学内 pub に行って飲みました。
pub にはいつもいろんな音楽が流れているので、
その晩もちょっと昔の音楽の話をしていたら
グッドタイミングなことにちょーど
“カーマは気まぐれ”(by Culture Club) や
“INVISIBLE TOUCH”(by Genesis) が流れて、
たいへん懐かしかったです!
その辺の native なにーちゃん達も思わず口ずさんでました(笑)。
今日はこれから、K先生のクルマに乗せてもらって
こっちで最後のドライブ…の予定です(^_^)。
昨日ロンドンのホテルに到着しました。
今夜が2泊目です…4泊したら日本に戻ります。
というわけで、ここからも無事にアクセスできているのですが
英国便/E−MAILとも、
あまりまともな文章を打っているようなヒマがなさそうなので
ご了承くださいませ(笑)。
※勿論遊び歩くのに忙しいため(^_^;)
※ほんとは向こうを発つ前に帰国前の書き込みをしたかったのですが ジオJサーバのメンテ時間帯にひっかかり、書き込めませんでした(-_-)。
今日の昼過ぎに、帰ってきました。
一緒に行った全員が無事に帰ってくることができて何よりです!(o^-^o)
実は飛行機がヒースロー空港を離陸する時、
ちょっと泣きそうになってしまいました(笑)が
帰ってくると我が家がイチバン!…かな??
やはり首までしっかりつかることのできるオフロは貴重ですね。
でも、英国にはいつの日か
必ずまた行くぞ! とココロに誓っております、既に(笑)。
この【英国便】に関しては、これでひとまず“終了”ということになりますが
湖水地方の辺りなど、重要な部分が書き込めなかった(笑)ので
大規模に加筆&日記的に書き込めなかった細かい話題等を追加して
本(同人誌?)にしてしまうコトも考えてます(^_^;)。
発行までに少なくとも数ヶ月はかかるかと思いますが
『英国に関してこんなことが知りたい』『○○の写真があったら是非入れて!』等
ございましたら、お気軽にメール等でお寄せ下さいませ。
ご意見・助言・リクエストetc.お待ちしております!!
それでは…これまで【英国便】のご愛読ありがとうございました(-_-)"