2005年12月17日

坂本龍一 PLAYING THE PIANO /05 @福岡サンパレス[12/17]

なかなか良かった。 ※当然だけど(笑)

でも、正直言わせてもらうと一部の聴衆が“酷かった”。

非常識なのは、本当にごく一部の人達だが、
これまで自分が聴きに行った
すべてのコンサートの中でも最悪に近かった。

教授本人はMCの時にワザワザ
「子供は泣かせていいですからね 自然なことだから」
等と言ってはいたけれど。
折角の生演奏の途中で、屡々、乳幼児のグズりや
小学校低学年くらいのガキの話し声・笑い声が聞こえてくるのは
自分としてはとても腹が立ったし、悲しかった。

こういう演奏会を静かに聴けないような子供を連れて
S席に陣取るのは、できれば遠慮して欲しい。

心からそう思ったわけだが、それはこちらのエゴなのだろうか。

自分としては数年に1回あるかないかの機会な訳で。
しかも今回、日程の都合で地元の公演を見送って
広島から福岡まで出張っていったので、
自分としては初めての会場ということもあったけど…
とにかく、その点に関してはショックだった。
凹んだ。

なんか初っ端から愚痴で(読んでくださってる方には)申し訳ない。


以下、気を取り直して普通にレポ。
当日の演奏曲は、以下の通り;多分。
ちなみに本日の音ログの3曲目以降、The Sheltering Sky まで
手持ちの /04・/05 の音源からエディットして流してみた。


Asience (slow)
Amore
Seven Samurai
Fountain
Undercooled
Reversing
美貌の青空
Energy Flow
Shining Boy & Little Randy
A Flower Is Not A Flower
Merry Christmas Mr.Lawrence
The Last Emperor
Tibetan Dance
Riot in Lagos
+33
--------------------[encore]
Happyend
--------------------[encore]
Thousand Knives
--------------------[encore]
Aqua
--------------------[encore]
The Sheltering Sky

>>

ステージ上には対向に置かれた2台のグランドピアノ。
今回の座席は、かなり前の方の右寄りだったので
向かって右側のピアノの鍵盤周りはよく見えた。
開演前の暗がりの中でも、鍵盤の右端(高音部)下の辺りに
黄緑色に光る小さなコンソールっぽい物が見えたので、
恐らくデータをfeedさせておいて擬似デュオとかするんだろうな、と。

案の定、後半ではこの右ピアノと
教授がリアルタイムで弾いてる左ピアノとのデュオが堪能できた。
教授の手元は見えないけれど、
右ピアノも予め教授本人が弾いたデータに基づいて演奏している訳で
見えない分身というかカゲというか、
そんな感じで眺めてるのはとても楽しかった。

>>

巨大スクリーンでの背景動画。
今回は特に抽象的というか幾何学模様系が多かったが、
この映像+ライブ音源のDVDとか出たら、絶対買う!
というくらい、自分の好みにはドンピシャだった。
特に縦と横のラインがずっと変化していくだけのやつ。

>>

Thousand Knives 演奏時にずっと
後ろのスクリーンでスクロールされていた
WITH MESCALINE・・・で始まるメッセージがとても気になった。
アレが『千のナイフ』というタイトルの元になったのだろうか?
こんな関連文書があったこと自体、恥ずかしながら今まで知らなかった。
帰宅後、記憶に残っていた文字列を元にググってみたらすぐに出てきたが
どうやら Henri Michaux という人物が書いた
『Miserable Miracle』という作品のこの部分

現時点で、あまり詳しい内容は把握できていないが
# 他にも溜めてる作業が色々とある&何と言っても寒いし(爆)
そのうち、きちんと読解してみたいと思う。

>>

今回の教授の話で印象に残っているのは、
イタリアで『美貌の青空』を演奏すると
やたらとウケが良いという話。
# 自分としては、ちょっとわかる気がする。あくまでもちょっとだけ。
# 恐らくフランスでも好評だと思う。根拠はないが。(・∀・)

何がそんなに良いのかわからない、とご本人。
その直後「これも何でそんなに人気出たのかよくわかんないんだよね」
みたいなことを呟いて『Energy Flow』。
アレはやっぱりスクランブル交差点のど真ん中で
教授がまったりとピアノを弾いていた、
あのCMのインパクトが強すぎただけなんじゃないかと
個人的には思うが(^-^;)

でも、以前のライブの時にも『Energy Flow』があれだけ売れるなら
『山崎』も、もっと売れてもいい筈だ;というようなことを語ってたし
本人としては、まだちょっと腑に落ちないところがあるんだろうな。

>>

割と淡々と一旦終了してしまったので、
アンコールは3回はあるだろうとふんでいたが
実際には4回、応じてくれた。

そんな感じで(比較するのが間違いだけど)
夏のバンド・ライブ時ほどの感動はなかったけど
曲も良かったし、音も良かったし…

この次はモアベターよ!って感じで、今回のレポはおしまい。


コンサート終了後は、たまたま見つけた博多駅直行の臨時バスに乗って
予定していたよりも1本早い「かもめ」で博多駅から長崎へ向かった。

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